帝京大学医学部附属病院循環器内科

入院診療のご案内

循環器内科は、心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈、大動脈瘤、弁膜症、深部静脈血栓症・肺血栓塞栓症など心臓血管系の病気について診療する科です。
これら心臓・血管系の病気はガンに次いで日本人の死亡原因として2番目に多く、生命にかかわる重大な病気ですが、そういった状態で入院されても、患者さん、ご家族の不安を取り除けるように、安心かつ安全な医療をモットーに診療を行っています。

そのため、入院中はチーム制をとっており、月曜から土曜日の毎朝および週2回夕方にカンファレンス(会議)を行って、土曜日はすべての患者さんの回診を行い、循環器内科全体で患者さんの病状の把握および治療方針の決定を行うようにしています。

心臓血管外科とも週1回合同カンファレンスを行い、手術を必要とする患者さんや手術後の患者さんについての検討を行っております。最新の診断・治療法にも積極的に取り組み、少しでも治療成績の向上を計れるように努めており、また優れた医療品や医療機器が日本でいち早く承認されるように努めております。

病棟は4階にあります重症患者さんを診療する集中治療室(CICU)を含む循環器センターと一般病棟として検査の患者さんや病状が安定した患者さんが入院する17階東病棟があります。集中治療室から徐々に一般病棟へ移動していき、素晴らしい展望の17階東病棟へ移動したときには、病状の回復を実感できることと思います。

診療のご案内
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検査

心臓カテーテル検査

患者様の冠動脈狭窄・閉塞病変の程度(重症度)と場所の詳細情報を得、治療方針を決めるために行われるものです。また、心臓の動きや弁膜症の重症度を評価することもできます。

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心臓電気生理的検査(Electro Physiological Study;EPS)

カテーテルを心臓に挿入し、電気刺激をしながら、心臓の中の電位を記録し不整脈の機序を調べる検査です。

終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)

睡眠を評価する検査です。
頭皮に専用のクリームをつけ、電極を貼付けた状態で一終夜(検査日の夜から翌日朝まで)寝ていただきます。
脳波と同時に、呼吸や筋電図、眼球運動を記録するため、鼻の下、胸部、腹部、目の廻りにも簡単な装置を装着します。

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